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OpenClaw 完全インストールガイド:環境準備から初回実行まで

2026-06-08 更新:OpenClaw 公式インストールドキュメントで Node バージョン(推奨 v24、最低 v22.14+)、ワンクリックスクリプトと onboard フローを再確認し、同系列の関連記事を追加しました。コマンドとポートは公式ドキュメントに準拠します。

OpenClaw のインストールは、想像よりスムーズでした。Mac、Linux、Windows のいずれでも、このガイドに沿えば大きなつまずきは少ないはずです。コマンドラインにあまり慣れていないけれど試してみたい方に向けて、インストールのノウハウを体系的にまとめます。

低コスト「エビ飼育」ガイド:ArkClaw で AI エージェントを本当に身近に

最近話題の OpenClaw(ロブスタ/エビ)は便利ですが、設定のハードルが高い。ByteDance 火山引擎の ArkClaw なら、その敷居を一気に下げられます。サーバーや Token 設定をいじらず、1 クリックで 24 時間オンライン、ブラウザ操作・スクリプト実行・カレンダー管理ができる「AI 下請け」が手に入ります。

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OpenClaw とは?

インストールの前に、OpenClaw が何かを押さえておきましょう。簡単に言うと、ChatGPT や Claude のような大規模言語モデル(LLM)を、Telegram や WhatsApp など使い慣れたチャットツールにつなぐオープンソースの AI アシスタント基盤です。

Web 版の AI をそのまま使えばいいのでは?——という疑問もあるでしょう。ローカルに入れるメリットは次のとおりです。

  • データとプライバシーを自分で管理できる
  • 機能やスキルを自由にカスタマイズできる
  • AI を自分のワークフローに組み込める
  • 意欲があればローカルモデルでクラウド依存を減らせる

私にとっての魅力は、Telegram に AI を常駐させ、アプリを切り替えずに会話の流れで呼び出せることです。

準備:システムを確認する

OpenClaw のシステム要件は比較的ゆるやかですが、始める前に次を確認してください。

OS の互換性

OpenClaw は macOS と Linux をネイティブサポートします。Windows では公式インストールドキュメントネイティブ WindowsWSL2 の両方が案内されています。以下の Linux 向けコマンドをそのまま使うなら、WSL2 がいちばん手早いことが多いです。

WSL2 は Windows 上で軽量な Linux 環境を動かす仕組みです。PowerShell を開き、次の 1 行でインストールを始められます。

wsl --install

インストール後は PC を再起動し、PowerShell で wsl と入力すれば Linux 環境に入れます。

ハードウェア要件

OpenClaw はそこまでハイスペックを要求しません。公式の目安は次のとおりです。

  • メモリ:8GB で動作、16GB あると余裕
  • ストレージ:20GB 以上の空き(SSD 推奨)

ブラウザが快適に動く PC なら、OpenClaw も問題なく動くはずです。私は 8GB メモリの古い MacBook でも快適に使えています。

Node.js 環境

ここが最重要です。OpenClaw は Node.js 上で動き、公式インストールドキュメントでは Node 24 を推奨最低 Node 22.14+ とされています。1 クリックインストールスクリプトは、バージョン不足時に案内や支援をしてくれます。

nvm で管理する場合は、日常使い用に 24 を入れておくのがおすすめです。

macOS で Node.js を入れる

Mac なら Homebrew がいちばん簡単です。

# Homebrew 未導入の場合
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

# Node.js をインストール
brew install node

Linux で Node.js を入れる

Linux では nvm(Node Version Manager)がおすすめです。バージョンの切り替えが楽です。

# nvm のインストール
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.0/install.sh | bash

# ターミナルを開き直したあと、Node.js 24 をインストール
nvm install 24
nvm use 24

Windows(WSL2)で Node.js を入れる

WSL2 内では Linux と同様、nvm を使えば十分です。

インストール後、バージョンを確認します。

node --version

v22.14+ または v24.x(推奨)と表示されれば、現行の公式要件を満たしています。

パッケージマネージャ:npm か pnpm か

Node.js を入れると、通常は npm(Node Package Manager)が付属します。OpenClaw は npm だけで問題ありません。

pnpm を使う場合の利点は、インストールが速い・ディスク消費が少ない・依存関係の管理が厳密、といった点です。どちらでも構いません。私は pnpm 派ですが、好みの問題です。

pnpm を入れる場合:

npm install -g pnpm

OpenClaw のインストール

準備ができたら本番です。おすすめ順に 4 つの方法を紹介します。

方法 1:公式インストールスクリプト(最推奨)

いちばん簡単なのはこの 1 行です。

curl -fsSL https://openclaw.ai/install.sh | bash

スクリプトが自動で行うこと:

  • システム環境のチェック
  • 必要な依存関係のインストール
  • OpenClaw CLI のダウンロードと配置
  • 初期設定への案内

回線次第ですが、だいたい 1〜2 分で終わります。初回インストール時は、ターミナルにログが流れるのを見ているだけでも少し達成感があります。

方法 2:npm グローバルインストール

パッケージマネージャ派ならこちらです。

npm install -g openclaw@latest

@latest で最新版を入れられます。完了後、ターミナルから openclaw コマンドが使えます。

方法 3:pnpm グローバルインストール

pnpm を使う場合:

pnpm add -g openclaw@latest

npm 版と同じ CLI が使えます。ツールが違うだけです。

方法 4:ソースからビルド(上級者向け)

コードに貢献したい、または中身をいじりたい場合:

# リポジトリをクローン
git clone https://github.com/openclaw/openclaw.git

# ディレクトリへ移動
cd openclaw

# 依存関係をインストール
pnpm install

# ビルド
pnpm ui:build

開発者向けです。一般利用なら方法 1 か 2 で十分です。

初期設定:OpenClaw を動かす

インストール直後はまだ使えません。設定ウィザードを一度通す必要があります。

onboard ウィザードを実行

ターミナルで次を実行します。

openclaw onboard --install-daemon

対話形式の設定が始まります。--install-daemon は OpenClaw をシステムサービスとして登録し、起動時に自動で立ち上げるオプションです。

ウィザードではおおむね次を聞かれます。

1. 動作モードの選択

通常は ローカルモード(Local gateway) で問題ありません。リモートサーバーに載せる場合だけ別モードを選びます。

2. AI モデルの設定

利用する AI プロバイダーを選びます。現在の例:

  • OpenAI(GPT-5 など)
  • Anthropic(Claude シリーズ)
  • ローカルモデル(別途設定が必要)

OpenAI または Anthropic の API Key があればここで入力します。まだなければスキップし、あとからでも構いません。

Key の取得先:

3. 作業ディレクトリ

設定とデータの保存場所です。既定は ~/.openclaw/。そのまま Enter でよいことが多いです。

4. メッセージチャネルの接続

AI と会話するチャットプラットフォームを選びます。

  • Telegram@BotFather で bot を作成し、token を取得
  • WhatsApp:QR コードをスマホで読み取って連携
  • スキップ:Web UI だけ試す場合は後回しでも可

Telegram の例:

  1. Telegram で @BotFather を検索
  2. /newbot を送信
  3. 表示に従って bot 名を決める
  4. 発行された token をコピー
  5. OpenClaw のプロンプトに貼り付け

5. デーモンのインストール

最後にデーモン導入の確認があります。「はい」にすると、ターミナルを閉じてもバックグラウンドで動き続けます。

全体で 5〜10 分程度。API Key とチャネル設定に時間がかかることが多いです。

手動設定(任意)

細かく調整したい場合は設定ファイルを編集します。

nano ~/.openclaw/openclaw.json

JSON 形式で全設定が入っています。多くの人はウィザードだけで十分で、手編集は不要です。

初回実行:動作確認

設定が終わったら、OpenClaw を起動して確認します。

Gateway を起動

デーモンを入れなかった場合は手動起動です。

openclaw gateway --port 18789

18789 は既定ポートです。別番号でも構いません。成功すると次のような表示になります。

✓ OpenClaw Gateway started on http://localhost:18789

Web UI にアクセス

ブラウザで次を開きます。

http://localhost:18789

コントロール画面が表示されれば OK です。主な項目:

  • Chat:会話テスト
  • Agents:AI エージェント管理
  • Skills:スキルプラグイン
  • Settings:システム設定

会話テスト

Chat で「こんにちは」や「自己紹介して」と送ってみてください。設定が正しければ AI が返信します。初めて返事が返ってきたときは、自分で立ち上げた AI アシスタントが動いている実感が得られるはずです。

よくあるトラブル

インストール時によくある症状と対処です。

Node.js のバージョン不一致

症状openclaw 実行時に Node バージョン非互換のエラー

対処node --version で確認し、v22.14 未満ならアップグレード(推奨 v24

node --version

WSL2 の問題(Windows ユーザー)

症状:Windows 上でインストールが次々失敗する

対処:WSL2 が入っていて最新か確認

wsl --update

コマンドは WSL ターミナル(Ubuntu など)で実行し、CMD / PowerShell では実行しないでください。

API Key が無効

症状:Key を入れたのに応答がない、またはエラー

対処

  • コピー時の前後スペースがないか確認
  • OpenAI / Anthropic の残高・クレジットがあるか確認
  • Key を再生成して再設定

ポートが使用中

症状:Gateway 起動時に 18789 が使用中

対処:別ポートを使うか、占有プロセスを終了

# 18789 を使っているプロセスを確認
lsof -i :18789

# 別ポートで起動
openclaw gateway --port 18790

権限エラー

症状:インストール時に権限不足

対処:Linux / Mac では sudo が必要な場合や、ディレクトリ権限の問題があります。

# 書き込み権限を確認
chmod -R 755 ~/.openclaw

セキュリティ上の注意

OpenClaw を動かしたあと、次を守ってください。

  1. ポートを公開しない:18789 は既定で localhost のみ待ち受けです。ルーターで開放すると誰でも AI に触れられます。
  2. API Key を守る:設定ファイルの Key は共有・Git コミットしない。
  3. リモートアクセスは SSH トンネル:他端末から使うときはポート開放ではなくトンネルを使います。
# 別 PC から SSH トンネルでアクセス
ssh -L 18789:localhost:18789 user@your-server

関連記事

おわりに

ここまでで、OpenClaw のインストールと初回起動まで一通り終えたはずです。流れを振り返ると、Node.js の準備 → インストール(スクリプトまたは npm / pnpm)→ openclaw onboard → Gateway 起動 → Web UI で確認、という順番です。

次のステップの例:

  • Skills を試し、AI に能力を足す
  • Telegram や WhatsApp をつないで、普段のチャットから AI を呼ぶ
  • カスタムスキルの開発に挑戦する
  • 公式ドキュメントで高度な機能を掘る

オープンソースとはいえ、体験はかなり成熟しています。詰まったら GitHub Issues を覗くと、活発なコミュニティの助けが得られます。

初めて触ると複雑に感じるかもしれませんが、一度通れば「そういうものか」と腑に落ちます。ゆっくり進めて、楽しんでください。


OpenClaw クイックインストール手順

ゼロから OpenClaw をインストール・設定する手順

⏱️ 目安時間: 10 分

  1. 1

    ステップ1: 環境準備

    Node.js をインストール:公式推奨 v24、最低 v22.14+(Mac は Homebrew、Linux / WSL は nvm 推奨)。node -v で要件を満たすか確認。
  2. 2

    ステップ2: コアのインストール

    公式推奨スクリプトで OpenClaw をインストール:
    curl -fsSL https://openclaw.ai/install.sh | bash
  3. 3

    ステップ3: 初期設定

    onboard ウィザードで API とチャネルを設定:
    openclaw onboard --install-daemon
  4. 4

    ステップ4: サービス起動

    デーモン未インストールの場合は手動起動:
    openclaw gateway
    http://localhost:18789 にアクセスしてインストールを確認。

FAQ

Node.js のバージョンが合わない場合は?
node -v で確認:公式の最低要件は v22.14+、推奨は v24。nvm なら例:
nvm install 24
nvm use 24
Windows でインストールエラーが出る
WSL2 をインストール(wsl --install)し、更新(wsl --update)済みか確認。
インストールコマンドは Windows の CMD や PowerShell ではなく、WSL ターミナル(Ubuntu など)で実行してください。
API Key が使えない
1. キーに余分なスペースが入っていないか確認
2. アカウントに残高があるか確認(OpenClaw 本体は無料だが、OpenAI / Claude API の呼び出しは有料)
3. Key を再生成して試す
ポート 18789 が使用中と表示される
lsof -i :18789 でプロセスを確認。
または起動時に別ポートを指定:openclaw gateway --port 18790

5分で読めます · 公開日: 2026年2月5日 · 更新日: 2026年6月15日

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